「これだけ暑いと、手作り酵素の保存に困ります」
確かに今日は暑いですね。
ていうか、晴れたら夏日・・・
晴れなければジトジト・・・
家から体からカビが生えそうです(笑)
湿気があり、温度が高い。
カビの繁殖には持ってこいですね。
だから手作り酵素にもカビが生えやすくなります。
何かここ2,3年特にカビが生えたり味の変化がしやすい傾向にある気がするのですが・・・
カビが生えようが、味が変わろうが、沈澱しようが、手作り酵素は大丈夫です。
カビが生えない、味が変わらない、変質しない食品が今普通なので、
「カビのようなものが出たので捨てちゃいました」
たまにこういう方がいます。
しかしカビが生えない、味が変わらない、変質しないものというのは自然界ではとっても不自然なのです。
カビが生えないように殺菌し、味がかわりにくいように調味料を使い、変質しないようにPH剤などが使われています。
これが化学調味料の役割です。
手作りで作った味噌などはカビが生えます。自家製のぬか床は水が出たりします。
微生物が生きている証拠なんです。
つまり生物として食糧を得て、排泄しているのです。
簡単に言えば微生物ちゃんたちのウンチやおしっこ・・・・
こう書くととても汚い印象はぬぐえませんが・・・
この水が出て、あとガスが出て、変質したりする。
こういうものが本来の生きた食品の絶対条件です。
昔の人は今のようにたくさんの種類で、栄養素がたくさん含む豊富な食は食べていませんでした。
けれど、質素で、種類が少なくても、生きた食品があったのです。
逆に現代ではこういうものを食べていないから、その結果が今の病気などではないでしょうか。
生物は栄養素やカロリーで生きているわけではありません。
だから手作り酵素はカビが生え、味が変わり、変質するのが普通と考えましょう。
もちろん温度条件や住宅環境に左右されますので。絶対とは言い切れませんが。
逆に、ここに手作り酵素の真髄であり、手作りじゃないと出せないものと思ってます。
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